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植村 康二

経歴

大阪府出身。大学卒業後、全国チェーンの呉服店に入社し西日本を中心に呉服販売に従事する。 35歳までの23年間で着物の知識全般とコーディネート、消費者のきものに対する意識や価値観の移り変わりなどを勉強する。
染色の師である高橋肇と出会い、濡れ描き工房「遊水庵」に入社し営業を任される。 目の前で見る職人達の巧みな技に感銘を受け徐々に技法を学ぶようになり制作責任者に就任。
2016年独立し「庵聚(あんじゅ)」を設立。 独自のセンスと価値観でこれまでにないファッションとしてのきものを提案し全国のきものファンからの支持を得ている。 きものや帯の「物」だけではなく、王道の着付スタイルからオリジナルの小物を駆使した近年流行の和洋ミックスに至るまで幅広い着こなしの提案が 注目を浴びている。

メッセージ

23年間の小売り経験でたくさんのお客様と接してたどり着いたきものへの価値観、それは「きものは必要ないもの」でした。

「無くても困らない」どころか「無くても幸せになれる」と思っています。

世の中で言う必需品というのは便利で無くては 困るものです。
こんなに不便で、無くても困らないきものを着てもらうにはファッションにするしかありません。

ファッションとは【自分の個性を表現し、相手に自分を伝える手段】【着たいもの着ることで自分の精神を整える】 ものであると考えています。 なので私のものづくりの根幹は伝統やルール、TPOを無視したデザイン重視の【似合えば何でもあり】です。

お客様の「好き」を第一に考えてコーディネートし「いつ着る?」ではなく「着たいときに着る」 そう思って頂けると嬉しいです。

私の知る限り、唯一の【振り向かれる装い】の着物をファッションとして昇華させたくさんの方々に楽しんで頂けるよう 私自身も楽しみながら努力していこうと思います。